Solfe

調 6/6

旋律の調判定

調号の無い旋律や、臨時記号の混ざった旋律が何調かを見きわめるのが調判定です。楽典書がそろって難所に挙げるところですが、手順そのものは決まっています。手がかりは臨時記号——旋律の中の派生音を拾い出し、調号に当てはめて調を絞り込みます

Engraved by Verovio 6.1.0-682d606 I. Allegro  dolce 5
アリアーガ 弦楽四重奏曲第1番の第1ヴァイオリン。調号は♭1つなので、ヘ長調かニ短調のどちらかです。3小節目に C♯ が出て、次の音 D へ進みます——ニ短調の導音なので、ニ短調と決まります。

見つけかた

  1. 旋律の中の派生音(♯や♭の付いた音)を拾い出します。この旋律ではファ♯とレ♯の2つです。

    Engraved by Verovio 6.1.0-682d606
  2. 拾った♯を調号の順(ファ・ド・ソ・レ……)に当てはめます。ファ♯は先頭に収まりますが、レ♯は4番目——あいだのド♯・ソ♯を飛ばしており、調号の順からはみ出しています。

    Engraved by Verovio 6.1.0-682d606
  3. 調号の順からはみ出した♯は、短調の導音と考えます。導音の短2度上が主音——レ♯の上のミです。実際、旋律もレ♯からミへ進んでいます。

    Engraved by Verovio 6.1.0-682d606
  4. 答えはホ短調です。残ったファ♯はホ短調の調号(♯1つ)そのもの——すべての派生音のつじつまが合いました。

    Engraved by Verovio 6.1.0-682d606

臨時記号が1つも無い旋律では、別の手がかりを使います。旋律の最初と最後の音、いちばん長く伸ばされる音、そして跳躍の行き先——これらは主音か属音であることが多いためです。ハ長調とイ短調のように調号が同じ2つを分けるときは、この終わりの音がほぼ決め手になります。

確かめの決め手——ある調のIII・IV・V・導音の4音を、すべて音階の中に共有する調はほかにありません。旋律の中でこの4音が確認できれば、その調以外ではありえないと言い切れます。

♯と♭が混ざっている旋律では、まず♭系の調から疑うのが早道です。短調の導音は♯や♮で書かれるため、♭系の短調でも♯側の臨時記号が現れるからです。

練習問題

選択肢を押すと、正解と解説が表示されます。

次の楽譜は曲の終わりの部分です。この曲の調は何ですか?

Engraved by Verovio 6.1.0-682d606

次の楽譜は曲の終わりの部分です。この曲の調は何ですか?

Engraved by Verovio 6.1.0-682d606

次の楽譜は曲の終わりの部分です。この曲の調は何ですか?

Engraved by Verovio 6.1.0-682d606

次の楽譜は曲の終わりの部分です。この曲の調は何ですか?

Engraved by Verovio 6.1.0-682d606

次の楽譜は曲の終わりの部分です。この曲の調は何ですか?

Engraved by Verovio 6.1.0-682d606 L.H.

次の楽譜は曲の終わりの部分です。この曲の調は何ですか?

Engraved by Verovio 6.1.0-682d606

次の楽譜は曲の終わりの部分です。この曲の調は何ですか?

Engraved by Verovio 6.1.0-682d606

次の楽譜は曲の終わりの部分です。この曲の調は何ですか?

Engraved by Verovio 6.1.0-682d606

次の楽譜は曲の終わりの部分です。この曲の調は何ですか?

Engraved by Verovio 6.1.0-682d606

次の楽譜は曲の終わりの部分です。この曲の調は何ですか?

Engraved by Verovio 6.1.0-682d606

調性・調号の問題をもっと解く

アプリには調性・調号の問題が400問以上あります。間違えた問題は復習に追加されます。

App Store からダウンロード Google Play で手に入れよう