Solfe

音と音名 1/4

音の高さと音名

音の高さに付けられた名前を音名といいます。日本語ではハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロの7つで、これがひと回りするとまた同じ名前に戻ります。

Engraved by Verovio 6.1.0-682d606
ハから次のハまで。7つの名前を使い切ると、1つ上の同じ名前に戻ります。

ひと回りぶんの隔たりをオクターブといいます。オクターブ違いの音は、高さは違っても同じ名前で呼ばれます。よく溶け合って聞こえるのは、振動数がちょうど2倍の関係にあるからです。

日本音名英米音名ドイツ音名イタリア音名
CC(ツェー)Do(ド)
DD(デー)Re(レ)
EE(エー)Mi(ミ)
FF(エフ)Fa(ファ)
GG(ゲー)Sol(ソ)
AA(アー)La(ラ)
BH(ハー)Si(シ)

ドイツ音名のロだけが H です。B はドイツ音名では変ロを指すので、英米音名の B と読み違えないよう注意します(→ ドイツ音名の節)。

日本音名がイからではなくハから始まるのは、英米音名のA・B・C にイ・ロ・ハを順に当てたからです。英米音名はイ(A)を出発点に文字を振っていて、ド(C)はその3番目にあたります。だからドレミの並びを日本音名で書くと、イロハの3番目のハから始まります。

ふだん歌うときの「ドレミ」はイタリア音名です。この表のどこかで迷ったら、いちばん右の列に戻って読み替えてください——ハはド、ホはミ、トはソ、というふうに、このテキストのどこでも対応は同じです。

ただし調の名前は、日本語では日本音名で言います。変ロ長調を「変シ長調」とは呼ばず、嬰ヘ短調を「嬰ファ短調」とも言いません(ドイツ語の B-Dur や英語の B-flat major と同じものを、日本語ではこう呼びます)。楽典の課題も実際の試験も日本音名で書かれるので、調名はこの形で覚えます。

ファ
鍵盤では、白鍵がこの7つの名前にあたります。2つと3つの黒鍵の並びが目印になり、2つの黒鍵の左がド(ハ)です。

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